吉高由里子が生解説 NHK「土スタ」で大河「光る君へ」の名場面に「バックハグいただきました!」
女優の吉高由里子と、俳優の柄本佑が22日、京都の宇治市文化センターで、NHKのトーク番組「土スタ」(土曜・午後1時50分)公開生放送に出演。主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の名場面の振り返りや、撮影裏話を語った。 【写真】安藤サクラ、夫・柄本佑の“道長シャツ”を着用した姿が反響! 平安時代の貴族社会を舞台に、1000年の時を超える名作「源氏物語」の作者・紫式部(まひろ=吉高)の生涯を描くストーリー。約20倍の倍率を勝ち抜いた1103人の大河ファンが集結した。視聴者が選んだもう一度見たいシーンで、廃虚でのまひろと藤原道長(柄本)のラブシーンが流れると、吉高は「バックハグいただきましたー!」「(道長)激オコー」「あんた遅いの、まひろさん」と生解説し、観客の笑いを誘った。道長役の柄本は「激オコー」と言われたシーンに「そりゃブチ切れるでしょう。道長はまっすぐに行っているのに、(まひろが)すっとかわすから。道長のブチ切れは筋が通っている」と対抗した。 共演者からは、吉高がNHKの社員食堂で十二単衣の衣装にかつらをつけたままラーメンを食べていたことや、普段は左利きだが、右手で筆の練習に励んでいたことを明かされた。吉高は筆文字の練習について「一昨年前ですね。撮影に入る半年前の冬から。やってもやってもやっぱりできたってならないから追いかけがいがあるし、折れそうな感じもある」と、今でも練習を続けている。柄本も筆の練習をしており「先生が柔らか厳しい人。すごく当たりは柔らかいんだけど、ものすごく厳しい」と苦戦中。吉高も「物腰の低いドSです」と共感した。 物語はまひろの越前編が終わり、いよいよ京都編が始まる。今後の見所について吉高は「どういう終わり方をするのかっていうのも、私自身まだ知らないので楽しみでもありますし、きちんとこの1年半かけて撮影してきた期間を大切に置いていける終わり方をしたい。ぜひ見守ってください」と呼びかけた。柄本も台本が上がってくるのを毎回楽しみにしているようで「道長とまひろさんがどんな最後を迎えるのか。そういうところがやっぱり一番気になってますし、見所になってくると思います」とアピールした。
報知新聞社