N360の後継、ホンダ「ライフ」は34.6万円~大人気に!が…シビックに追いやられ約3年の短命で終了【今日は何の日?5月11日】
●23年ぶりにライフ復活も2代目もわずか1年半の短命
ホンダは、シビックに続いてワンランク上のセダン「アコード(1976年~)」、2&3代目でデートカーの代名詞となった「プレリュード(1978年~)」、トールボーイ「シティ(1981年~)」、FFライトウェイトスポーツ「CR-X(1983年~)」と、ヒットモデルを連発しトップメーカーへと成長した。そして中断していた軽自動車の復活を1985年の「トゥデイ」で果たし、2代目となるライフも23年ぶりに1997年に復活した。 2代目ライフは、660ccの3気筒SOHCエンジンを搭載した当時ブームとなっていたハイトワゴンで、俊敏な走りや広い室内空間、扱いやすさなどで一定の評価を受けたが、2代目もわずか1年半で生産を終了。これは、1998年10月の軽自動車の規格変更(ボディサイズ拡大)に対応した3代目ライフが発売されたためであり、2代目は3代目までのショートリリーフ的な存在だったのだ。 ・・・・・・・・ ライフは、N360の後継として登場した実用性の高い軽自動車だったが、シビックの大ヒットに埋もれ約3年の短命で終わった。発売後にオイルショックや排ガス規制の強化があり、それらに対応するには相当のリソースが必要だったという背景も影響したのであろう。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純
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