七夕飾りに復興願う 高岡・戸出まつり始まる
高岡市戸出地区の夏を彩る「第59回戸出七夕まつり」(富山新聞社など協賛)は4日、戸出地区一帯で開幕し、大小さまざまな約550の七夕飾りが大勢の来場者を楽しませた。大型飾りは昨年より2本多い8本で、能登半島地震からの復興を願う飾りもみられた。 色とりどりの吹き流しや短冊が揺らめき、夜は提灯(ちょうちん)の明かりが街を照らした。新田町は高さ約13メートルの大型飾りを立て、「高岡」「能登」、「がんばろう」と記した行灯(あんどん)を新たに制作。星形の行灯や数々の提灯で彩った。新田町の松田浩一自治会長は「正月から大変なことがあったが、一緒に頑張っていきたいという気持ちを込めた」と話した。7日まで。