残り67試合で試算してみた… 広島カープ 二遊間コンビ 届け 菊池涼介 12年連続100安打へ 矢野雅哉はギリギリ規定打席への挑戦
まず、ベテランの菊池選手。今シーズン、ここまでの成績です。 菊池涼介 73試合 打率.216 安打52 本塁打6 失策2 エラー数もわずか2という鉄壁の守りを見せているんですが、注目の数字は安打数。プロ2年目から去年まで「11年連続シーズン100安打」を達成中なんですが、天谷さんとのインタビューでも12年連続となれば 衣笠祥雄 さん・高橋慶彦 さんに並ぶ(歴代2位タイ)ということで、ここへの意気込みも開幕前に語っていました。 ここまでのペース、どうなんでしょうか。現状、菊池選手は76試合を消化して52安打。このペースでいくと、143試合では98本となる計算。2本足りません。 田村友里 キャスター なるほど… 石田充 アナウンサー ことしは打順が最近、けっこう下位を任されるという、去年とは違った起用法なので打席数自体がちょっと少ないところもあるんですが、どうでしょうか? もう1人の注目選手が、矢野雅哉 選手、プロ4年目です。過去3年で安打を35本しか打っていなかったのが、ことしはもう45本打つぐらい、ブレーク中です。スタメンの回数も背番号と同じ(61)まで来ました。 試合 スタメン 打率 安打 盗塁 2021 13 0 .000 0 0 2022 55 19 .194 13 0 2023 93 34 .185 22 7 2024 70 61 .225 45 9(セ2位) そんな矢野選手に先日、こんな数字が発表されました。オールスターの選手間投票という、選手が選手に投票するという部門なんです。セ・リーグのショート部門で2位につけました。 オールスター2024 選手間投票 セ・リーグ ショート 1 ヤクルト 長岡 180 2 広島 矢野 142 3 広島 小園 88 1位の長岡選手は去年のゴールデングラブ賞を取った選手ですが、そこに近づくくらい、ライバルチームが認めているわけなんです。