奥田民生、30年間伝えてこなかったことを「今日はまじめに」と観客の笑い誘う 両国国技館でソロ30周年記念ライブ
ミュージシャンの奥田民生(59)が26日、東京・両国国技館でソロ活動30周年記念ライブ「59―60」を開催した。2日間公演の初日はギターで弾き語りをし、おなじみの曲をシャウト。会場を埋めた観客約7500人を魅了した。 奥田は1987年にユニコーンでメジャーデビューし、94年にシングル「愛のために」でソロ活動を本格的にスタートした。両国国技館での「奥田民生名義」の公演は初めて。ライブタイトルは奥田が現在59歳で、来年の60歳にかけてのアニバーサリーということから決定したという。 前半では四方の客席に囲まれたステージが、1曲ごとに少しずつ回る国技館ならではの演出。奥田は「今日はちゃんとまじめに曲名を伝えようと思う。30年間伝えてこなかった」と表明し、観客の笑いを誘った。 ゲストのお笑いコンビ「どぶろっく」やトータス松本(57)とギターで共演し、ドラム演奏でも魅了。ソロのパートの曲目数は不確定でスタートし、ゲストの登場の段取りを間違えたり、途中「5分間の休憩」を挟んだり自由奔放に進行した。
中日スポーツ