【阪神】甲子園チケットの意外な入手方法? 企画シートを始め種類が豊富
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム> 甲子園は7日広島戦で、今季最多4万2606人の観客を動員した。開幕から大入りも連日。チケットを取るのも大変そうだな、と思っていたら、意外な入手方法? を知った。 4月19日の中日戦に観戦に来ていたのは、熱烈な虎党の落語家・桂吉弥さん(53)。なんと自身のレギュラー番組のリスナー100人超を連れ、大所帯での観戦だった。話を聞くと「団体だと早く購入できると知って」と教えてくれた。 「団体観戦プラン」の中でも、101席以上を1度に申し込むと、抽選販売ながら、通常よりも先にチケットを購入することができるという。桂さんたちがその日に座っていた席は、三塁側アルプス席。上部だったが見晴らしも良く、風も心地よく、大人数で試合が楽しめそうな席だった。 なるほど! と思いながら、さすがに桂さんのように100枚超を自腹で購入するのは難しい…。あらためて甲子園のチケットサイトを見ていると、女性向けイベント「TORACO DAY」などの企画シートを始め、種類が豊富。中でもふと目に留まったのは「見切り席」。ホームランポールやフェンス、スタンドの段差などで、投手や捕手が見えにくかったり、見えない席だ。それでも甲子園での野球観戦の雰囲気は十分に味わえる。さらに料金も安く、他の席が売り切れた場合でも残っている可能性も高そうだ。 通常午後6時開始のナイターで、午後8時から観戦できる「遅割」は、アルプス駅や外野席などでおとなは1000円、こどもは500円とお手頃。100枚は買えなくても…。それぞれに合った楽しみ方ができそうだ。【磯綾乃】