斎藤知事の証人尋問 疑惑認めず「強気発言」繰り返す しかし委員からは「自分中心ではないか」と指摘
■「合理的な指摘・認識だった」と強気に答える
関西テレビ 鈴村奈央記者:午後3時から始まった知事の証人尋問では、知事が同席を申請した弁護士と一緒に入室しました。答弁において、弁護士と相談する様子はほぼなく、いつもの取材対応と同じように、淡々と答えていました。 【写真】斎藤知事の証人尋問「強気発言」繰り返す 20メートル歩かされたことに叱責したなど、パワハラ疑惑の追及に対しては、『当時の認識としては、合理的な指摘・認識だった』などと強気に答えていました。 また、「厳しい口調で叱責したことなどは実際にあったのか?」と問われると、『仕事には普段から厳しくさせてもらっている』と回答した一方で、『色んな質問を受けているので、一つ一つ覚えていない。私も完璧な人間ではない』と回答し、さらには、『言い方が強くなったことがあれば、職員には謝りたい』と話す場面もありました。
Q 知事は誠実に説明していた?
関西テレビ 鈴村奈央記者:疑惑については、明確にパワハラを認めたり、新たな事実が分かったというものは、ほとんどありませんでした。どちらかというと、厳しい叱責に対する合理性を訴えたり、文書が出されたことを「残念に思う」と話す場面もあって、自分自身は仕事に対しては、厳しく向き合っていると説明したり、委員からも「自分中心ではないか?」という指摘もありました。 (関西テレビ神戸支局 鈴村奈央記者 2024年8月30日)
関西テレビ
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