宮崎日大、洛北を4-0で下し白星スタート
3月25日、第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタル(運営:R.project)が宮崎県内で開幕。予選リーグ1日目が行われ、洛北(京都)と対戦した宮崎日大(宮崎)が4-0の完封勝利を収めた。 【フォトギャラリー】宮崎日大 vs 洛北 洛北は6分、左CKをMF39飯牟礼智仁(新3年)がヘディングで合わせるも惜しくもクロスバーに嫌われゴールならず。対する宮崎日大は14分、MF10秋末翔也(新3年)がドリブルで2人を交わして左足でシュートを放つも枠外へ。 一進一退の攻防が続く中、均衡を破ったのは宮崎日大だった。20分、宮崎日大は秋末の左サイドからのクロスに中央に飛び込んできたMF26清水璃一(新3年)が頭で合わせて先制に成功。早い時間帯に追いつきたい洛北は27分、FW37春田秀馬のスルーパスを受けたMF30西村空飛(新3年)がGKと1対1になるも、決め切ることができず前半が終了する。 なかなか追加点を奪えずにいた宮崎日大だったが、47分にMF7小濵良英(新3年)のシュートのこぼれ球に反応した清水がゴールネットを揺らし追加点を奪うと、53分にFW16甲斐大斗(新3年)、57分にはMF14黒木日賀(新3年)がゴールネットを揺らし4-0。以降はスコアは動かず、4-0の完封勝利で宮崎日大が白星スタートを切った。 勝利した宮崎日大の南光太監督は「4月からプリンスリーグ開幕なのでこの大会でしっかりと狙いを持ってやろうと話をしていました。チームで約束事が何個かあるのでそこを徹底してやろうという中で、この試合は共通理解として約束事も良く出来ていました」と、チームが見せた戦いぶりに満足していた。敗れた洛北の前田尚克監督は「止める、蹴る、スプリント能力に差があり、ウチのチームとは違うなと。こういうチームに勝てるように練習をしないといけないし、意識を変えないといけないかな」と課題を口にしながらも「今日の試合で肌で感じてくれたと思うので、それを普段からしっかりとやっていきたい」と前を向いた。 (文・写真=古部亮)