誘う郷愁、黄色の世界 福島・昭和の喰丸小
福島県昭和村の交流・観光拠点施設「喰丸(くいまる)小」の敷地内にある大イチョウの黄葉が見頃を迎えている。地面には散ったイチョウで“黄色いじゅうたん”を敷いたような光景が広がっている。 大イチョウは樹齢120年以上で、校舎が完成した1937年以前からこの地にあったとされている。高さは約20メートル。廃校を利用した施設内から見えるイチョウの木は、昭和時代のノスタルジックな雰囲気を醸し出し、写真スポットとして人気を集めている。 落葉する今月下旬までの間、ライトアップが午後5時~同9時に行われている。問い合わせは村観光交流係(電話0241・57・2124)へ。
福島民友新聞