「災害情報発信協定」を締結 世羅町とテレビ新広島 県民の命を守る放送強化
テレビ新広島は地震や豪雨などの災害から県民の命を守る情報発信を強化するため、県内の自治体と、順次、災害情報発信協定を結んでいます。 26日、世羅町役場で、奥田正和町長とテレビ新広島の箕輪幸人社長が出席し、協定締結式が行われました。 この協定は、世羅町とテレビ新広島が連携して災害に関する、迅速で正確な情報を発信することを目的としています。 災害が予想されたり災害が発生した場合、世羅町とテレビ新広島は「警戒レベル」や避難所情報、発災後の生活支援情報などを番組やホームぺージ、SNSで発信するほか、普段から防災・減災に関する広報や、啓発活動などに取り組んでいきます。 式の中で、奥田町長は「近年、線状洪水帯の被害なども発生している。いざという時、避難情報など適切な情報を町民に届けていく」。 また、テレビ新広島の箕輪社長は「テレビという媒体で正確な情報を迅速に報道することで1人でも多くの命を守っていきたい」と話しました。 テレビ新広島はこれまでに県と県内21の市町と同様の協定を締結していて今後、すべての市町と結ぶ予定です。
広島ニュースTSS