【坂東龍汰×綱 啓永】舞台『う蝕』で再び共演する2人にクローズアップ!【スペシャルインタビュー】|CLASSY.
‘24年2月~3月に上演される舞台『う蝕』で2度目の共演を果たす俳優の坂東龍汰さんと綱 啓永さん。それぞれ再共演を楽しみにしていたと語り、撮影での息もぴったりだったお二人。ともに舞台出演は久し振りという坂東さんと綱さんに今回の作品への意気込みを伺いました。
――演劇界の第一線で活躍している横山拓也さん作、瀬戸山美咲さん演出という今回の作品ですが、最初にお話が来た時の感想を教えてください。 坂東 僕はずっと舞台をまたやりたいと思っていたので、「(この作品を)やります」と聞いた時は素直に「やっとできる!」という気持ちで嬉しかったです。横山さんと瀬戸山さんとは初めてご一緒させていただくのですごく光栄でしたし、キャストの皆さんのお名前もお伺いして、さらに楽しみになりました。舞台に立つのは6年ぶりなので正直プレッシャーも感じていますが、面白い舞台に絶対にできるなという確信があるのですごく楽しみです。 綱 僕ももちろん初めて聞いたときは嬉しかったですし、皆さんとお会いできるのが楽しみでした。キャストの皆さんはもう本当に実力が“極み”の方々が集まっていたので、「その中になんで俺が入れるんだろう?」「嬉しい!」という困惑と楽しみの両方がありました。でも、楽しみがやっぱり一番大きいです。プレッシャーもありますけど、頑張ろうという気持ちです。 ――キャストの方たちとワークショップでお会いされた際に笑いが絶えない現場だったそうですが、印象的なエピソードを教えてください。 坂東 横山さんが過去に書かれた台本を二人一組になって、ペアをいろいろと変えてローテーションで演じたのですが、僕と綱くんが二人でトップバッターで読み合わせをしたんです。同じ内容を最後に相島(一之)さんと(正名)僕蔵さんで演じたんですけど、それが「こんなに面白い舞台をタダで見ていいの?」と思うくらいすごくて圧倒されました。 綱 あの演技は本当に面白かったです。お腹を抱えて笑ってしまいました。僕ら二人でやった時は笑いなんて起きなかったです(笑)。それなのに、お二人が演じるともうドカンドカン皆さんが笑っていて、悔しさもありましたね。 坂東 でも、この中で一緒にお芝居をやらせていただける経験が確実にこれからの役者人生の力になると再認識したというか、腹を括って成長してやるぞと思いましたね。