【バレー】東京GBがホームゲーム初勝利で5位浮上 古賀太一郎主将「やっと勝てた」
<大同生命SVリーグ:東京GB3-1VC長野>◇第6節◇第1日◇16日◇東京・アリーナ立川立飛◇観衆2634人 クラブ創設3季目を迎えた東京グレートベアーズ(GB)が、VC長野トライデンツに3-1で快勝し、連敗を「3」で止めた。今季の成績を6勝5敗(勝ち点18)とし、5位に浮上。ポルトガル代表主将のアレックス・フェレイラ(33)が両チームトップの19得点で勝利に貢献した。 第1セット(S)序盤はサイドアウトの応酬となったが、ポーランド代表経験のあるマチェイ・ムザイのサーブから4連続得点で抜け出すと、終盤の追い上げをかわして25-20でセットカウントを先取した。第2Sも22-22と終盤までもつれたが、最後は相手のサーブミスで25-23で連取した。 第3Sは中盤のビハインドを返せず23-25で失ったものの、第4Sはギアを上げた。後半にルーキー後藤陸翔がライトからスパイクを決めて主導権を握ると、さらに後藤が2連続ブロックを決めるなどノリノリ状態に。サービスエース、バックアタックも決めてマッチポイントを奪うと、最後は大竹壱青が決めて25-18で勝利を収めた。 ホームゲーム5戦目にして初勝利。古賀太一郎主将は「やっと皆さんの前で勝つことができてうれしい。苦しい時に声援が後押ししてくれた」と白い歯をこぼした。 前節では関田誠大、宮浦健人らパリ五輪日本代表を擁するジェイテクトSTINGSを相手に連敗を喫したものの、2戦ともにフルセットまで持ち込む激戦を展開。3日のサントリー戦では、昨季覇者をフルセットで退けており、確実に力をつけてきている。 17日も同会場でVC長野と対戦する。