青森市「みどりや」 破産手続き開始決定 ビルテナントの入居率低下などが要因
青森朝日放送
テナントビルを保有する青森市の「みどりや」が、青森地方裁判所から11月29日付で破産開始決定を受けました。負債総額はおよそ2億8000万円に上るとみられています。 東京商工リサーチによりますと、「みどりや」は1987年12月に設立。青森市内にテナントビルの「みどりやビル」を保有し、1995年からは「青森グリーンパークホテル」など2つのビジネスホテルを運営していました。 しかし、近年は新型コロナの影響を受けビジネスホテル事業から撤退。さらにビルテナントの入居率の落ち込みや家賃の回収の滞りなどもあり、資金繰りが悪化したということです。負債総額はおよそ2億8000万円です。 また、弘前市の建設工事会社「田園企画」も青森地方裁判所弘前支部から破産手続きの開始決定を受けました。負債総額はおよそ4400万円です。