天王寺動物園に「エランド」入園 トレーニング後に公開
天王寺動物園は30日、よこはま動物園ズーラシア(神奈川県横浜市)からエランドを迎え入れたと発表した。今後、トレーニングを行った後に一般公開を予定している。 【動画と拡大写真】エサから一転人気者に 天王寺動物園「幸運のニワトリ」
天王寺動物園の発表によると、このエランドの愛称は「ミナミ」で2016年7月生まれのメス。同園では2013年に飼育していたメスの「ルナ」が死んで以来、オスの「ルティ」のみを飼育している状態が続いていた。今回、ミナミは動物園同士が繁殖を目的に動物を貸し出し・借り入れする契約「ブリーディングローン」で迎えた。 ミナミは、同園の「アフリカ・サバンナゾーン」で展示トレーニングを行った後に一般公開を予定。公開日は決定後に公式サイトで発表する。 エランドはレイヨウの仲間で、長いものでは1メートルになる角を持つ。ジャンプ力は、1.5メートルほどの高さのものを飛び越えることもあるという。