レオパレスが第三者委報告後に会見(全文5完)退任者の復帰は想定していない
賃貸アパートの施工不良問題で、レオパレス21は29日夕方、第三者委員会による最終報告書の公表後に記者会見を開いた。 【動画】施工不良問題 レオパレスが第三者委の報告後に会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「施工不良問題 レオパレスが第三者委の報告後に会見」に対応しております。 ◇ ◇
最終報告書をどう受け止めるのか
毎日新聞:毎日新聞の石田と申します。宮尾さんにお伺いします。現状の入居率、最新のものがあれば教えてください。 宮尾:4月の段階が82.3%ぐらいだったと存じますが、ちょっと最新の情報は持ってません。ただ、基本的に4月、5月はあまり変わらないということで計画を組んでおります。 毎日新聞:今回の外部調査委員会の最終報告書、かなり厳しい表現もありましたが、今後、【***ヨサン** 01:06:01】などについて影響あるなし、どのように見てらっしゃいますか。 宮尾:外部調査委員会の原因究明等につきましては私どもも非常に重く受け止めております。真剣に受け止めております。ただ、先ほど申し上げましたとおり、企業さまに対してもしっかりご説明もしながら事業活動を推進してまいりたいというふうに思っております。 毎日新聞:あとすみません。冒頭の質問にありました、深山社長の取締役も退かれるということはそもそも決まって、そういうふうなおつもりだったということで理解していいのか、それともその後の状況の変化で取締役さえ退こうということだと。ちょっと理解ができなくて。 深山:もう5月10日の時点では、私自身は社外と社内で取締役で、宮尾を含む常務以上のところで話し合いをしまして、もう内定はしてました。ただ手続き的なものによって、そこまでのことには言及しなかったっていうのが事実でございます。ただ退任の意向というのはもう決まってました。それはみんな認めておりました。 毎日新聞:もう1つだけ。外部委員会も指摘した企業風土というものなんですけれども、当時、二十数年前だけでなくそれはやっぱり、現経営陣に対しても受け継がれてしまったというような話がありました。今回、新たに社内外一斉に、新たな取締役でもやはり社内でずっとそうやってこられたと。深山さん含めてですね。その辺り、経営体制一新されるということではあるんですが、どのように改善されていきたいのか、宮尾さん、その意気込みというかですね。 宮尾:1つはやはり従業員との対話の活性化を図ってまいりたいと思います。いろいろご指摘のありました企業風土ということをどう変えていくかというのが一番大きな自分の責務だと思っておりますので、そのためには先ほど冒頭申し上げましたとおり、経営層だけが何か動くということは無理でございます。従業員と同じ、最終的には途中途中、いろいろ意見が異なるのはいいと思いますが、最終的に方向性をみんなで納得して決めれる、それで実行するという、そういう会社に生まれ変わるように実行してまいりたいと思っております。