「不甲斐なさを感じます」W杯日本ラウンドを終えた高梨沙羅が“無念さ”を吐露!「元気や感動を与えることが役目なのに...」
ノルディックスキージャンプ女子W杯が1月12~14日に札幌、、18~21日に蔵王にて開催された。日本のエース高梨沙羅(クラレ)は、第9戦表彰台まであと一歩の4位、10戦では7位を記録。蔵王に移動した19日は11位と苦戦したが、翌日に開かれた団体戦では1回目に95メートルを飛ぶなど4位入賞に貢献した。 日本での転戦を終えた高梨は23日に自身のインスタグラムを更新。文面に「札幌、蔵王にて、2週間に渡り行なわれた日本ラウンド 試合を開催するにあたり、ご尽力下さった関係者の皆様。応援して下さった皆様、日本が大変な時期にトレーニングや試合をさせて頂き、支えて下さった全ての皆様に、心から感謝申し上げます」と記した。 そして「そんな中で選手としては、観て下さっている皆様に元気や感動を与えられるようなパフォーマンスをすることが役目だと思い、臨んだ試合でしたが、私自身の結果でそれを果たすことはできず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。環境、応援、感動、元気を与えて頂いてばかりで、与えることが出来ず自身の不甲斐なさを感じます」と反省。 再び欧州遠征に発つ27歳ジャンパーは、「まだまだシーズンは続きますが、次週のヨーロッパでの試合へ向けて、日本ラウンドで得た学びを活かし、少しでも目指す所へ近づけるよう精進して参りたいと思います」と力を込めた。 構成●THE DIGEST編集部