日本最古の花展「池坊全国華道展」に吉田栄作が登場
池坊専好描いた映画に出演の吉田栄作が登場
日本最古の花展「池坊全国華道展」に吉田栄作が登場 THEPAGE大阪 撮影:北代靖典
「京都高島屋」(京都市下京区)で9日から日本最古の花展『旧七夕会 池坊全国華道展』が始まった。その開会式に、特別ゲストとして俳優吉田栄作が登場した。戦国時代に活躍した家元・池坊専好(初代)を主人公に描いた映画『花戦さ』が来年公開されるためで、出演俳優の代表として挨拶に立った吉田は、「その昔から、花の表現が、人々の心の支えであり、活力になっているんだなと改めて勉強した」などと語った。 【拡大写真付き】足立梨花が点灯 グランフロント大阪で「巨大な花」いっぱいのクリスマスツリー
京都の池坊が文献に記されてから来年で555年
京都の池坊が文献に記されてから、来年で555年。その記念すべき年に公開される『花戦さ』(6月公開)は、戦国時代に活躍した家元・池坊専好(初代)が主人公。戦国の世に、刃ではなく花をもって平和を求めた伝説を描いた映画だ。 劇中のいけばな作品はすべて池坊が担当することを受け、同展では、当時のいけばなの再現展示、映画のシーンをパネルで公開する『花戦さの世界展』も同時開催となっている。
吉田「今回の映画で勉強した気がします」
挨拶で吉田は「昨夜、京都の美味しいお酒を飲みすぎました」と笑いを誘い、続けて「(映画は)来年6月に全国で公開になります。これは初代・専好さんが主人公になっている映画です。その中で石田三成公の役をやらせて頂いてます。 どちらかというと敵役になりますが。先日、僕も出来上がった作品を見ました。その昔から、花の表現が、人々の心の支えであり、活力になっているんだなということを改めて僕も今回の映画で勉強した気がします」と話した。