両足にテープ巻かれた男性遺体 大阪・貝塚の岸壁 事件の可能性
大阪府貝塚市の岸壁で9日午後10時ごろ、釣りに来ていた男性から「変死体を見つけた」と110番があった。駆け付けた警察官が、両足にテープが巻かれた男性の遺体を発見。府警は男性が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。 府警貝塚署によると、男性は両足を束ねる形で、足首付近を布テープで何重にも巻かれていた。波消しブロックに上半身が引っかかった状態で発見され、目立った外傷はなかった。府警は司法解剖して死因などを調べる。 男性は20~40歳代とみられ、身長166センチ。身元特定につながる所持品は見つかっていない。死後しばらく経過しており、腐敗が進行。黒色の半袖Tシャツとスエットズボンを身につけていたが、靴は履いていなかった。 現場は南海貝塚駅から北西に約1キロの工場などが建ち並ぶ地域。【川地隆史】