安倍派・塩谷座長「次期選挙は出馬」 「裏金問題」で派閥も次々解散、静岡県の議員は
細野豪志衆院議員
自民党では安倍派以外にも、派閥が次々と解散を決定しています。 静岡5区/二階派 細野豪志衆院議員(御殿場市 28日):「政治不信を払拭するためにという意味で考えれば、やむを得ないかなと」 解散を発表した二階派に所属する静岡5区の細野豪志衆院議員。2019年、当時、自民党の議員ではなかったものの、「特別会員」という形で二階派に入会。派閥へ入ったことが、自民党入党のきっかけとなりました。 静岡5区/二階派 細野豪志衆院議員(御殿場市 28日):「思い入れは非常に強いが残念。政治家同士というのは1人ではなかなか政策実現できないので、政策的な連携はいろんな方としていきたい」 細野議員が二階派に所属したのは5年ほど。ただ、派閥への所属がこれよりも短かった議員もいます。
城内実衆院議員
静岡7区/森山派 城内実衆院議員(都内 25日):「森山派は解散ということになりました」 去年5月に森山派へ入った静岡7区の城内実衆院議員。森山氏からのラブコールを受けての入会でしたが、1年も経たずして派閥は解散となりました。 静岡7区/森山派 城内実衆院議員(都内 25日):「しばらくは元通り無派閥でしっかり活動していきたい。ただ派閥が解消したとはいえ、一緒のグループだったので、森山前会長にしっかりこれからも指導いただきながら、農林水産分野の自民党の中の一番影響力のあるエキスパートな方ですから、地元の農林水産業、あるいはほかの分野の産業の発展のためにも、森山現総務会長・森山派派閥の会長の力をいただきたいなと思っている」
自民党内に6つある派閥のうち、4つが「解散」を決める中、この派閥にも29日、動きが。 自民党 茂木派 茂木幹事長:「わがグループも、いわゆる派閥としては解消し、お金や人事から完全に決別します。すなわち新たな政策集団に脱皮していくということ」 小渕優子選対委員長など、離脱者が相次ぐ茂木派。今後は政策集団として活動していくことを発表しました。
牧野京夫参院議員
その茂木派に所属し、自民党の幹事長代理を務める参院・静岡選挙区の牧野京夫議員は、まだ“今後”について言及していません。 「裏金問題」に「派閥の解散」。通常国会が始まっている中で、静岡からも政治に対して注目の眼差しが向けられています。