川西拓実・木全翔也・金城碧海の挑戦「この三人で現場に行けたから緊張感に潰されなかった」
フジテレビの大人気番組『逃走中』シリーズが、新たな動きを見せる。グローバルボーイズグループJO1から川西拓実、木全翔也、金城碧海そしてダンスボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEから佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥がメインキャストとして抜擢された『逃走中 THE MOVIE』が、7月19日に公開される。 【全ての写真】木全翔也、川西拓実、金城碧海の撮り下ろしカット(全14枚) 本インタビューでは、JO1の3人に、それぞれの役柄を演じて感じたことや撮影現場でのエピソード、お互いの演技を見て思うこと、そしてFANTASTICSの3人との交流について詳しく聞いた。
演じて気づいた、自分の新たな一面
ーー本作は、同じ高校の陸上部だった仲間6人が、卒業後に『逃走中』の場で再会するところから物語が始まります。それぞれの役柄を演じてみて、新たに気づいた自分の一面はありますか? 川西拓実(以下、川西) 僕が演じた橘大和は、仲間思いで元気な性格で、演じやすかったなと思います。でもその反面、彼はちょっと破天荒なところがあって……。「逃走中」に参加するときも躊躇がないし、ハンターから逃げるときも満面の笑顔だし、そこは僕と違うところかな、と。僕だったら、笑顔で逃げるなんて絶対に無理なので(笑)。 木全翔也(以下、木全) 伊香賢という役は、そこまで派手なタイプでもなく、情熱が溢れてる! ってこともなく、でも、ひっそり内に秘めた思いみたいなものはあって、それを表現するのが難しかったですね。静にも動にも振り切れていない、絶妙なラインを攻めていくのが、すごく気持ちよかったなと思います。 金城碧海(以下、金城) 北村勇吾は、町工場の3代目を任されている青年で、借金に追われているせいか、お金に対する執着がすごくあるキャラクターですね。そんな価値観と葛藤しつつ、男気もある人。初めて、涙を流すシーンがあったんですけど、勇吾の思いを乗せつつも素の自分が出てしまったというか……。 ーー借金まわりの悩みを仲間に相談できず、苦しむ役ですよね。金城さん自身は、悩みがあったら周りに相談するタイプですか? 川西 いや、それはもう、絶対せんな(笑)。 金城 そうですね、絶対にしないです(笑)。やっぱり、相談を聞かされる相手のことを考えちゃって、自分でどうにかしよう! って考えちゃいますね。それで、上手くまわらなくなっちゃうときもあって。 川西 自分からはなかなか言い出せないけど、もし周りから「何か悩んでるの?」って聞かれたら? 金城 そういったことを言われたら、もうペロペロペロペロ~! って喋っちゃいます! 川西 言い方よ、言い方!(笑)