【衆院選2024】小選挙区制では個人名を選ぶ!衆議院議員選挙の仕組みを解説!
比例代表制との違い
衆院選で小選挙区制のほかに行われるのが比例代表制です。 ふたつの選挙制度は区分けと投票する対象が異なります。 小選挙区制では選挙区を289に区分けし、定数はどの選挙区でも1です。 それに対し、比例代表選挙では全国を11のブロックに分け、1ブロックに複数の当選人数が割り当てられています。 また、政党名等を記入して投票するのも比例代表制の特徴です。 政党に投票することで、有権者は「政党から当選する人数」を決めます。 当選者を決めるのは政党です。事前に候補者の当選順位を決めた名簿を確定しており、これを「拘束名簿式」といいます。 なお、参議院議員選挙でも比例代表制が採用されていますが、制度内容は一部異なります。
まとめ:選挙区の中から1人が当選!
衆院選の「小選挙区選挙」について解説しました。 衆院選の小選挙区選挙の特徴は大きく以下の4つにまとめられます。 日本全国を289の選挙区に分け、1選挙区で1人当選する 2024年の衆院選は区分けが見直され2021年の区分けから一部変更されている 有権者は投票用紙に個人名を記入して投票する 小選挙区で落選しても比例復活する可能性がある