貯蓄額5000万円の30代男性「倹約しすぎて使えなくなっている」 “お金あるのに使わない”はダメ?ひろゆき氏「使わないことで幸せを感じるやり方がある」
■“お金あるのに使わない”はダメ?
Xでは「お金使うの怖い 無くなるのが怖い」「コンビニや自販機使うのもためらい食べ物買うのも我慢すること増えた」「生活の質を上げたいけど、お金使えない症候群なのでどうしたら」などの声があがっているが、こういったお金を使うことに罪悪感や減る恐怖などを感じ出費ができなくなる状態は「お金使えない症候群」と呼ばれている。 ファイナンシャルプランナーの山口京子氏は「かぴさんみたいな方は今増えている。ちょっとしたものを買って、すごい後悔して罪悪感を抱える。幸せになれるはずなんだけど、お金を使って手にしたものを"なくてもいいんじゃないか"と考えてしまう。究極を言えば、コーヒーを飲むのではなく、ずっと水でいいんじゃないかという風に考えてしまう人が多くなっている」と説明した。 かぴさんは子どもの七五三で、着物のレンタルや写真館で記念撮影し、5万円の出費をしたときに「妻の子供の頃の着物を着て、スマホで家で撮れば、ほとんど0円なのに…」と考えてしまったといい、「子どもの大切な行事なのに、そんな風に考えた自分にモヤっとした」と明かす。 しかし、最近では「お金を貯めることだけが幸せではないということに気づいてきた。家族や友人との思い出作り、自己投資などに少しずつ使えるようになってきた」と自身の考えに変化が出てきた。 一方で、ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は「幸せのためにお金を使うことはあるが、お金を使わないことで幸せを感じるやり方がある」と話す。「例えば、夜中帰るとき、タクシーに乗ったら1万円だけど、歩いて帰ったら1万円得した気分になる。そうやって、幸せの総量をいかに増やすことが大事なんじゃないか」との見方を示した。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部