浜村淳の遺産相続話に高畑淳子&大村崑&勝俣州和が「浜村さんの講演会じゃない」と連携プレー
女優の高畑淳子が1日、大阪市内で、主演する映画「お終活 再春!人生ラプソディ」(香月秀之監督)の舞台あいさつに、共演の勝俣州和、大村崑と出席した。スペシャルゲストに映画評論家でラジオパーソナリティーの浜村淳を迎え、平均年齢75歳の爆笑トークを繰り広げた。 高畑は若き日に夢見たシャンソン歌手に、71歳にして再び挑戦する主婦を演じており「お父様とかお母様とか、最近家に引きこもりがちな友人とかを誘ってください。その後一緒にご飯食べて、褒めるところは褒めて、悪口でもなんでも、おしゃべりが弾む映画になっております」と自信をのぞかせた。92歳でも元気な大村は「喜劇役者ほとんどいなくなりました。懐かしい人が皆消えていくのに、私だけ元気でおれるのが幸せだなと思っています。皆さんも筋肉鍛えてください」と筋トレを呼びかけた。 浜村から“終活”について質問された高畑は「シングルマザーで子供が2人いるんですけれども、小さい頃から、お母さんが死んだら見るノートを黄色いカバーで作っています」と返答。勝俣はまだ若く考えていなかったが、浜村が「自分に万一のことがあった時、遺産相続で必ずもめます。民法に従って子供は頭割りと決まっていますが…」と話しが止まらず、大村がマイクを通さず「終わらへんな。長なるで~」と高畑にささやき、高畑がまきのポーズ。最後は勝俣が「今日は浜村さんの講演会じゃないです」とストップをかける連携プレーをみせた。 その後も話しは尽きなかったが、最後はプロデューサーが「ここでフォトセッションです」と強制終了。浜村は「これから始まるのに」と無念そうだったが、勝俣が「やっとエンジンがあったまった所ですね。映画を早送りでやればいいじゃないですか」とフォローし笑わせた。
報知新聞社