新シーズンへ意気込みを示す選手、監督、コーチ

　　●5月5日リーグ開幕　新主将に松重「GCSも優勝」 　プロ野球独立リーグ・日本海リーグの富山GRNサンダーバーズは13日、高岡市営城光寺球場でキャンプインした。新入団14人を含む全27選手がそろい、5月5日に開幕するリーグの連覇と、NPB（日本野球機構）入りを目標に掲げ、始動した。 【写真】キャッチボールで体を動かす選手=高岡市営城光寺球場 　永森茂社長がミーティングで「1分1秒を無駄にせず、目標に向かって悔いのない1年にしてほしい」と激励した。選手はウオーミングアップやキャッチボールで体を動かした後、投手は投球練習、野手は高岡西部総合公園野球場室内練習場に移動してノックやバッティングに汗を流した。 　吉岡雄二監督は「選手ががらっと替わったので気持ち新たなスタートとなる。リーグ優勝とNPBに送り出せるよう頑張っていきたい」と話した。能登半島地震にも触れ「被災された方が少しでも笑えるようなプレーをしてほしい」と選手に注文した。 　新主将に松重恒輝内野手が就任した。松重は昨年出場した日本独立リーググランドチャンピオンシップ（GCS）での1回戦敗退を振り返り「今シーズンはリーグを連覇し、GCSも優勝する」と意気込んだ。個人としては昨年3人がNPBにドラフト指名されたことが刺激になっているとし「3人に負けてたまるかという思いで今シーズンを戦いたい」と力を込めた。 　キャンプは5月4日まで続け、3月中旬からは県内の社会人チームや大学などとオープン戦を行う。リーグ開幕戦は金沢市民球場、ホーム開幕戦は5月11日に高岡西部総合公園野球場で行われる。