<伊原六花>地上波連ドラ初主演 復讐の炎を燃やすシングルマザー役
俳優の伊原六花さんが、日本テレビ系の火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」で4月2日から放送される連続ドラマ「肝臓を奪われた妻」(火曜深夜0時24分)で主演を務めることが2月28日、明らかになった。伊原さんが地上波連続ドラマで主演を務めるのは初めて。伊原さんは最愛の夫にだまされて移植目的で肝臓を摘出されたばかりか、離婚という裏切りに遭い、復讐に燃えるシングルマザーの北山優香を演じる。 【写真特集】伊原六花、復讐する演技に「ワクワク」
伊原さんが母親役を演じるのも初めてで、伊原さんは「『肝臓を奪われた妻』とうかがった時、文字にパワーのある作品で心をグッとつかまれました。今年25歳になるということで、もう妻の役をやらせていただける年齢なんだなって驚きはありました。私にとってもチャレンジングな役になると思うので演じるのがとても楽しみです」とコメントを寄せた。
「肝臓を奪われた妻」は、同局の「ドラマDEEP」が4月以降、金曜から火曜に移行し、全国ネット放送となる最初のドラマ。原作は、Manaさんが絵、JYUNさんがストーリーを担当し、マンガサービス「LINEマンガ」で連載された同名マンガ。「LINEマンガ」の2022年の年間ランキング(女性編)で6位にランクインし、国内累計閲覧数は1億3300万ビューを超えた人気作品。
伊原さんが演じる北山優香は、幼少期に父親を亡くし、母親によって女手一つで育てられた。優香は「幸せな家庭を築くこと」を夢見て成長し、自分と似た境遇で育った家族思いの中村光星に惹(ひ)かれ、付き合い始める。そして母親が息を引き取り、天涯孤独になった優香は、光星と結婚。光星の母親・聖子の肝臓移植のドナーになると名乗り出る。しかし、すべては義母への臓器移植のための偽りの結婚であった。離婚を強いられだまされたと知るが、光星の子供を身ごもり、悩んだ末に出産、一人で育てる決意をする。
肝臓を奪われてから5年の月日がたったある日、優香は光星と偶然に再会する。しかし、母と息子を侮辱する光星やその家族に恨みの感情があふれ、中村家への復讐を決意する……。