スパコン算出の優勝確率は「27%」だが…アーセナル監督「騙して確率を上げよう!」
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、今季の優勝争いについて言及した。 昨季は240日以上首位に立ちながらも、マンチェスター・シティにプレミアリーグ優勝を譲っていたアーセナル。それでも今季は開幕から好調を維持し続け、第34節終了時点で勝ち点77の首位に立っている。しかし、1試合未消化の2位マンチェスター・Cとは1ポイント差、3位リヴァプールとは3ポイント差の状況であり、熾烈な争いが続いている。 そんなアーセナルは、28日の第35節でトッテナムとのノースロンドンダービーに挑む。大一番前の会見に臨んだアルテタ監督は、優勝争いについて以下のように語った。 「自分自身を見つめ直し、勝つために最高のパフォーマンスを発揮できるように努力しないとね。何が起きるのか、楽しみでしょうがないよ。繰り返しになるかもしれないが、それが我々がやらなければいけないことなんだ」 また、リヴァプールが直近3試合で2敗を喫したことで優勝争いから脱落した可能性を指摘されると、「そうは思わない。このリーグの要求は非常に厳しく、いかに難しいかはみんな知っている通りだ」と否定。優勝を逃した場合もチームの成長があるかと問われると、「それは考えていない。今はどうやって勝つかしか考えてないよ!」と答えている。 なお先日、データメディア『Opta』がスーパーコンピュータで算出したプレミアリーグ優勝予想が話題に。現在首位のアーセナルは「26.6%」、2位マンチェスター・Cが「72%」と算出されていた。この件について問われたアルテタ監督は、以下のように語った。 「なんと言っていいかわからないけど……コンピュータを騙して確率を上げられたらいいね! ソフトウェアをアップデートする必要があるかもしれない。アップデートをサポートするか、もっと多くのツールを提供しないと。(確率を)変えられたらいいね!」