夜ドラ「つくたべ」佐山さん株急上昇 同性婚認められない日本に「なんかむかついてきますね」
27日に放送されたNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」では、野本さん(比嘉愛未)の同僚の佐山さん(森田望智)の優しさに涙するネットの声が相次いだ。 この日の「つくたべ」は野本さんと春日さん(西野恵未)が一緒に住む新居を探すも、同性カップルであることを不動産店に伝えることができずに難航。同性が一緒に住むにはシェアハウスしかないと言われ、改めて同性カップルが家を借りることの難しさを痛感する。 翌日、寿退社する同僚のための寄せ書き色紙を眺めながら、佐山さんが「結婚っていいものなんですかね?」「私は結婚しなくていいかなって思っちゃうんですけどね」と野本さんの前で本音をもらしてしまう。 佐山さんはその日、一緒に帰ろうと野本さんを誘い、結婚を軽々しく口にしたのは「結婚できる立場だから言えることだったなって。野本さんのことを考えないで口にしてしまってすみませんでした」と率直に謝罪。野本さんは驚くも「本当の事を言うと、少し寂しい気持ちになっていた」と本音を伝える。 野本さんは、同性が恋愛対象である自分は現状の日本では結婚できないことから、「(佐山さんと)同じ立場で話ができないのが寂しいなって」というと、佐山さんは「なんかむかついてきますね。なんで日本はできないんですかね、同性婚。おかしいですよね」と自分のことのように怒りをにじませる…。 野本さんの良き理解者である佐山さんの素直な行動に、ネットも「つくたべの佐山さんと友達になりたすぎる あんなに理解できる人側にいてほしい」「佐山さんへの株が無限に上がって困る」「近くに佐山さんみたいな人がいたらすごく心強いな、と」「言いたいこと佐山さんがほとんど言ってくれた感じ」などの声が上がっていた。