西田凌佑 王者は「自分を上回る」敬意払う姿勢一貫 冷静な様子が“大物食い”も予感
◇IBF世界バンタム級タイトルマッチ 王者・エマヌエル・ロドリゲス 《12回戦》 同級1位・西田凌佑(2024年5月4日 エディオンアリーナ大阪) 世界初挑戦する西田凌佑が27日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。 計200回に及んだスパーリングを既に打ち上げ、この日は軽いミット打ちなどを披露。「調子はいい。あとは体重調整だけ。万全に仕上げたい」と表情を引き締めた。 王者について「スピードもパワーもテクニックも自分を上回る」と敬意を払う姿勢は一貫している。 「練習でやったことしか試合では出ない。気持ちだけでは勝てない。技術が必要」と晴れ舞台への高揚感を全く示さない。冷静な様子が“大物食い”も予感させる。