“防カメ解析”で特定…見えてきた容疑者の動き 中学生殺傷“殺人未遂”で男逮捕
福岡県警捜査1課・橋本浩輔課長 「(逮捕の)決め手は、やっぱり防犯カメラ。延べにして百数十、この5日間で押さえて精査した。犯人に結び付いた捜査は主たる捜査は、防犯カメラ」 防犯カメラで100台以上、ドライブレコーダーも、数十台分を調べたといいます。 ファストフード店の駐車場に車で来て、車で逃げる様子も、周辺の防犯カメラやドライブレコーダーに映っていたそうです。 店内の防犯カメラは、犯人の服装や黄色いサンダルを捉えていました。犯行後に、立ち寄った先の防犯カメラにも、特徴の一致する人物が映っていたため、平原容疑者が特定されたということです。 警察は、亡くなった中島咲彩さんに対する殺人容疑についても調べています。 福岡県警捜査1課・橋本浩輔課長 「まだ15歳ですから。15歳の将来ある中学生を殺傷に巻き込んだというのも許し難い、卑劣極まりない犯行。私以下の捜査員は、この5日間、不眠不休で、『必ず捕まえる』と意気込みを持って、きょうまで取り組んで参りました」 「(Q.中島さん殺害も?)間違いなく、関与しているとみている」 警察によりますと、2人は、事件が起きる前も、どこかで一緒に勉強していたといいます。そして中島さんは、学習塾へ。塾が終わると、2人は待ち合わせをして、ファストフード店へと向かったそうです。 致命傷になりかねない深い傷を負わされた男子中学生は「容疑者とは面識がない」と話しています。
テレビ朝日