「リヴァプールでの最後の試合を終えてしまったのかも」 “ガラスの天才司令塔”の今季は5分だけで終わるのか
本来はリヴァプールの中盤で1番手になれる実力者
今季ここまでのプレイタイムは、たったの5分。MFチアゴ・アルカンタラのリヴァプールでの戦いはもう終わってしまったのかもしれない。 天才肌の司令塔であるチアゴの現状を心配しているのは、スペイン『as』だ。 チアゴは昨季終盤より負傷離脱が続いていて、ようやく今月4日に行われたアーセナル戦で復帰を果たした。途中出場から5分間こなしただけだったが、チアゴにとっては昨年4月以来のゲームだ。僅か5分でも大きな一歩だったはず。 ところが、チアゴはそのアーセナル戦で再び負傷してしまった。また離脱することになってしまい、さすがにショックが大きい。リヴァプールとの契約は今夏までとなっており、再びリヴァプールのシャツを着てピッチに立つかは分からない状況だ。 指揮官ユルゲン・クロップも「彼は医学的にいくつかのことに取り組まなければならないが、それが今シーズン再びプレイできることを意味するかどうかは分からない」とコメントしている。 同メディアは「チアゴはすでにリヴァプールでの最後の試合を終えてしまったのかもしれない。クラブとの契約が6月に切れるまで、彼はプレイできない可能性がある」と落胆している。 バイエルン時代は3冠に貢献するなどトップクラスのゲームメイカーだったが、リヴァプール移籍後は怪我が続いている。能力的にはリヴァプールの中盤を支配できる選手のはずだけに、現状はあまりに寂しいものだ。
構成/ザ・ワールド編集部