ひとり立ちに向けて…カワセミ幼鳥が餌をとる練習中 福井県越前市の水辺、専門家「9月は珍しい」
福井県越前市の市街地の水辺で、鮮やかな羽色のカワセミの幼鳥が“ひとり立ち”に向け、餌をとる練習を繰り返している。数羽が並んで木に止まり、勢いよく水中に飛び込む姿が見られる。 カワセミは、翡翠(ひすい)のような背中の色から「飛ぶ宝石」とも呼ばれる。通常は8月末ごろまでに巣立ち、単独での行動が目立ってくるという。鳥類に詳しい福井市自然史博物館の出口翔大学芸員は「9月に幼鳥が並び、狩りの練習をする光景はとても珍しい」と話している。
福井新聞社