積水化学、次世代太陽電池量産化へ シャープ堺工場の一部取得
[東京 26日 ロイター] - 積水化学工業は26日、次世代の太陽電池とされるペロブスカイト型太陽電池の量産化を開始すると発表した。来年1月に設立する新会社には政策投資銀行が出資する。海外展開も視野に段階的に増強投資し、2030年にはギガワット級の製造ライン構築を目指す。 同事業に3145億円を投じ、経済産業省が1572億円を補助する。 新会社「積水ソーラーフィルム」は、大阪府堺市にあるシャープ本社工場の設備を取得し利用する。シャープは同日、堺工場の一部を250億円で積水化学に売却すると発表した。