母となった大坂なおみの復帰戦、ブリスベン国際の組み合わせが決定 [テニス]

「ブリスベン国際」（オーストラリア・ブリスベン）を前にコアラと触れ合う大坂なおみ（フリー）（Getty Images）

　2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」（オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン／12月31日～1月7日／賞金総額173万6763ドル／ハードコート）のドロー抽選が行われ、元世界ナンバーワンの大坂なおみ（フリー）は女子シングルス1回戦で世界ランク84位のタマラ・コルパッチ（ドイツ）と初対決することになった。 ～大坂なおみ選手がインスタグラムにブリスベン国際の会場で練習中の様子を投稿～ 　同大会に4年ぶり4度目（2016年の予選敗退を含む）の出場となる26歳の大坂は、2019年と20年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2020年は3試合を勝ち上がったあと、準決勝でカロリーナ・プリスコバ（チェコ）に7-6(10) 6-7(3) 2-6で逆転負けを喫していた。 　ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンに14勝9敗の戦績を残した大坂は、同年9月に東京（WTA500／ハードコート）の1回戦を相手の途中棄権で僅か14分で勝ち上がったあと2回戦を腹痛により棄権したのを最後に公式戦でプレーしていない。その間に第一子となる娘を出産した大坂はランキングを失っており、今大会にはワイルドカード（主催者推薦枠）で出場している。 　予選には本玉真唯（島津製作所）が第3シードで出場していたが、最終ラウンドで第8シードのフリア・リエラ（アルゼンチン）に7-6(3) 1-6 1-6で敗れた。 　そのほかの日本勢は加藤未唯（ザイマックス）／アルディラ・スチアディ（インドネシア）、穂積絵莉（日本住宅ローン）／二宮真琴（エディオン）、青山修子（近藤乳業）／アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）がダブルスにエントリーしており、初戦の相手は第3シードの加藤／ストジアディがソフィア・ケニン／エイジア・ムハメッド（ともにアメリカ）とアシュリン・クルーガー／スローン・スティーブンス（ともにアメリカ）の勝者、第8シードの穂積／二宮がアナスタシア・ポタポワ／ヤナ・シジコワ（ともにロシア）とワイルドカードを得て参戦したタリア・ギブソン／プリシラ・ホン（ともにオーストラリア）の勝者、青山／クルニッチはダニエル・コリンズ（アメリカ）／ナディヤ・キッチュノック（ウクライナ）となっている。 　ブリスベン国際はWTA500に格付けされる大会で、シングルス48ドロー＆ダブルス24ドローで争われる。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位 ＜予選結果｜日本人選手＞ ■予選決勝 ●9本玉真唯（日本／島津製作所）[3] 7-6(3) 1-6 1-6 ○12フリア・リエラ（アルゼンチン）[8] ■予選1回戦 ○9本玉真唯（日本／島津製作所）[3] 7-5 6-3 ●10クロエ・パケ（フランス） ＜上位出場選手シード順位｜女子シングルス＞ アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[1] エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[2] エレナ・オスタペンコ（ラトビア）[3] リュドミラ・サムソノワ（ロシア）[4]