国内初!商用EV専用工場がお披露目 来年生産開始へ
テレQ(TVQ九州放送)
北九州から世界のEVをリードする企業へ。国内初の商用電気自動車専用の組み立て工場が一部完成し、お披露目されました。 EVモーターズ・ジャパン 佐藤裕之社長 「大きな夢の実現に13年という時間がかかりましたが、今まさにスタートを切ることができます」 北九州市若松区に建設中の体験型EV複合施設「ゼロエミッション eーPARK」。 木戸優雅アナウンサー 「組み立ての工場内にやってきました。ものすごく広いですね。今後は、部品の調達から組み立てまで一貫して担い、来年4月から生産を始めるということです」 国内初の商用EV専用の組み立て工場。生産ラインではEV車の運搬を自動で行い、効率化も図ります。 23日は服部知事や北九州市の武内市長も訪れ、最新の工場を視察しました。 来年の稼働初年度は、大型路線バスの生産を中心に進め、まずは公共交通でのEV普及に力を入れます。 その後はマイクロバスや物流車などあらゆるEV車を生産し、将来年間1600台の生産を目指すということです。 木戸質問 Q.この拠点を国内のどんな場所にしていきたい? 佐藤社長 「量産工場ではあるが、その一歩先を見据えて、海外に負けない車両開発を行いながら、皆さんに社会実装していくための仕掛けを理解してもらうような役割を持たせたい」 この工場は変革の時代を迎えた自動車産業に、さらなる新風を吹かせそうです。
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