コロナ"5類"移行して1年…感染者は減少&風邪と区別つきにくい傾向に 医療現場からは「過信しないで」 体調悪ければマスク着用求める声 北海道
UHB 北海道文化放送
新型コロナウイルスが5類に移行して、2024年5月8日で1年となりました。 感染者数は減少傾向ですが、引き続き注意が必要です。 北海道内の定点医療機関あたりの感染者数は3.72人(4月22日~28日)で、コロナが2類から5類に変更されたこの1年で最も少なくなっています。 札幌市内のクリニックでは、風邪との区別がつきにくくなり、最近は30~50代の感染が多い印象だと言います。 「(最近のコロナ患者は)微熱1回だけとか、喉がちょっと痛いとか、頭が痛いという方もいた。(後遺症含め)コロナだけはほかの感染症と区別したほうがいい病気だと思うので、過信しないでほしい」(とよひら公園内科クリニック 藤本 晶子 院長) 藤本院長は体調不良を感じたら、症状が軽くてもコロナを疑い、マスクを着用するよう呼びかけています。
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