ドラマ作品で注目 リアルな悪魔を生み出す カメラ100台のVFX制作スタジオを取材
日テレNEWS NNN
第96回アカデミー賞で山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞し、いま注目されている映像技術・VFX。今回、ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』に登場する、毛先や質感までリアルに表現された“悪魔”を生み出すCG制作会社『デジタル・フロンティア』のスタジオを取材しました。 【画像】間宮祥太朗&田中樹 “まみじゅり”コンビ キャプチャースタジオ『オパキス』には、赤外線を発する高解像度カメラが100台設置されていて、反射板が付いたスーツを着用し、表情を読み取るためのメイクをして動くことで、人の動きと表情をデータ化。スタジオでは、アクターの動きがリアルタイムでキャラクターに投影され、動きを確認しながら撮影することも可能です。
今回、後藤楽々キャスターが実際のドラマと同じ撮影方法を体験。スーツとメイクを施した後藤キャスターが、ドラマのワンシーンを演じ、「想像していたよりも、かなり忠実に自分の動きを再現してくれるんだなと思いました」とその技術に驚きました。
存在しないものをリアルに作りだし、映像の可能性を広げるVFX。ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』でVFXディレクターを担当する大塚康弘さんは、「ドラマの中でCGを使うのは結構ハードルが高い。ただ今回のドラマで一応実現できたし、いいものとして上がってると思うので、こういう形でCGのキャラクターが活躍できるような作品がもっと増えてほしいなと思います」と今後のVFX界の展望を語りました。
(5月10日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)