【ライブレポート】ATEEZ『コーチェラ』2回目のステージを完遂!「音楽には境界がないということを今回のコーチェラを通じて感じた」
■コーチェラのラインナップに名を連ねる様々な有名ミュージシャンたちが、ATEEZの公演を楽しむ姿も! 【画像】ATEEZのステージの様子 ATEEZが、4月12日(以下現地時間)に続き、4月19日に米国最大規模の音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival』で2回目のステージを行った。 ATEEZは、登場とともに「We are back Coachella!」と叫びながら華麗にステージの幕を開けた。 続けて「Say My Name」「HALA HALA」で情熱的なパフォーマンスを披露したATEEZは、観客の熱烈な歓声を一身に受けながらコーチェラバレーを熱く盛り上げた。 以後、ATEEZは「Guerrilla(Flag Version)」「Crazy Form」「ROCKY」「The Real」など多彩なステージを繰り広げ、特に米「Billboard 200」のチャートで1位を獲得した2ndフルアルバムのタイトル曲「Crazy Form」では、体が今にも壊れるような激しいパフォーマンスで最高の「Form」を届けた。 赤色のガウンとチャンピオンベルトを身にまといボクサーに変身した「ROCKY」では、拳を握ってジャブを打つ新鮮な振り付けで注目を集めた。 また、韓国特有の美を取り込んだ「The Real」では鉦、太鼓、チャング、太平小など伝統楽器の音が加わった。「こういうのがまさにカッコよさだ」といった方言を使った歌詞で韓国的な魅力を誇るなか、K-パフォーマンスの真髄を見せ、HONGJOONGは先週の「Hello Coachella」に続き、今週は「Golden Hour」というメッセージが書かれた扇子を持ってステージに現れ、格別なセンスを発揮した。 「ARRIBA」と「DJANGO」のではウエスタンムードが漂う小物を使用し、曲の雰囲気を倍増させた。 「ARRIBA」では、メンバーの掛け声に合わせて各バンドセッションが順にソロ演奏を行い、「DJANGO」では「僕は孤独なガンマンだバンバンバンバン」の歌詞に合わせて、テーブルのうえで繰り広げられたパフォーマンスで強烈なインパクトを残した。 ATEEZは公演の最後に「この2週間、本当に驚くような経験をした。音楽には境界がないということを今回のコーチェラを通じて感じた。2週間、私たちに忘れられない思い出を作ってくれて感謝している」と感無量の思いを伝え、「ファンの方々のおかげでATEEZがコーチェラに立つことができた。ATINY(ファンの呼称)に心から感謝する」とファンに向けて特別な想いを届けた。 また、「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」では今まで感じたことのないあらたなスパイシーさで魅了。限界のないエネルギーで会場を熱気で包んだ。 最後にドヴォルザークの交響曲9番「新世界より」を挿入したことで壮大さをいっそう高めた「WONDERLAND(Symphony No.9「From The Wonderland」)」のでは、JONGHOが「4段高音」を披露し、爆発的な歌唱力で観客を彼らの世界へ引き込んだ。 ATEEZのステージが始まると、コロンビアのミュージシャンのJ・バルヴィン(J Balvin)、アメリカのラッパーであるブラスト(Blxst)など、コーチェラのラインナップに名を連ねる様々な有名ミュージシャンたちが、彼らのステージのために実際に足を運んで公演を楽しむなど、世界的な人気を改めて実感させた。 また、彼らは約1時間の公演のなか、磨き上げられたステージマナーと隙のないパフォーマンスで観客を魅了したのはもちろん、10曲にも及ぶ充実したセットリストをすべてライブパフォーマンスで完璧に消化し、世界中のファンから賞賛を浴びた。 それだけでなく、カラフルなレーザー効果や華やかなLED映像など、視覚的な要素を最大限に活用した舞台演出で公演に躍動感を与えた。 ATEEZは「欠点のない完璧な公演」として、これからも長く継がれるであろうレジェンドステージを再び誕生させ、「K-POPボーイズグループ初」となるコーチェラのステージに立った理由を堂々と証明した。 (P)&(C)KQ Entertainment
THE FIRST TIMES編集部