伊方町で「ジビエ給食」初登場 イノシシ肉のメンチカツに好反応(愛媛)
有害鳥獣による農作物被害の軽減に役立てようと、伊方町の小中学校8校と三崎高校で10月30日、町内で捕獲されたイノシシの肉を使った「ジビエ給食」が初登場し、計約530人の子どもたちが自然の中で育まれた力強い味を楽しんだ。 同町では近年、イノシシやシカ、アナグマなどによる被害が深刻化。町は地域資源として活用するため、2023年12月に学校給食センター跡(同町河内)に獣肉処理加工施設を整備した。給食はその一環で、今後も定期的に提供する予定。 この日のメニューはメンチカツ。イノシシは同施設で解体後、県外でひき肉処理したものを給食として利用した。
愛媛新聞社