「マンネリ化していたのがすべて吹っ飛んだ感じ」茂木健一郎氏が開会式の“奇抜な演出”を絶賛「フランスだからこそ五輪を再定義できる」【パリ五輪】
現地7月26日、パリ五輪の開会式がセーヌ川沿いで行なわれた。夏季オリンピックとしては史上初めてスタジアムの外で開催した式典は、悪天候のなかアスリートが船に乗って行進。多彩なショーや映像演出も話題となった。 【画像】史上初めて競技場外で行なわれたパリ五輪開会式の名場面を厳選ショットでお届け! 特にフランス国王ルイ16世の王妃、マリー・アントワネットに扮したと思われる出演者が自分の生首を持ち登場したり、緑色が印象深い、独特な世界観のアーティストが情熱的に歌うなど、“奇抜な演出”がネット上で大きな話題となった。 近年の大会とは一線を画した開会式に脳科学者の茂木健一郎氏は27日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「パリ五輪の開会式、ここまで自由にやっていいんだという開放感があってすばらしい」とパリの開会式を絶賛した。 脳科学者の茂木氏は、また「形式化、マンネリ化していたのがすべて吹っ飛んだ感じ。考えてみると、近代オリンピックの創始者、クーベルタン男爵はフランスの方で、IOCの第一公用語はフランス語。『創業家』だからこそ五輪を再定義できる」と私見を述べた。 また別のポストでは「日本では、コロナ禍での東京五輪のトラウマや、不祥事もあって、五輪に対してネガティヴなイメージもあり、それもあって札幌への冬季五輪招致も進んでいないけど」と日本社会の“オリンピック”に対する空気に触れた上で、「なんでもありのパリ五輪の開会式を見ていると、人間は本来もっと自由でぶっ飛んでいいんだ、いろいろやっちまえよ、と思えるね(笑)」と絶賛のコメントを再び綴っている。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 日本勢第1号&夏季五輪500個目の金メダルに列島歓喜! 48キロ級・角田夏実、谷亮子以来の同級20年ぶりの頂点を掴む!【パリ五輪】
- 「なんで外でやるんだろ?」スケートボード堀米雄斗ら出場の男子ストリートが雨天のため延期に…ネット騒然「青空の下にやるのもかっこいいけど…」【パリ五輪】
- 「名前の語呂好きだわ」競泳女子400メートル自由形・17歳サマー・マッキントッシュが決勝進出!中継に映る姿にネット騒然【パリ五輪】
- 「完全な誤審」「理不尽すぎる!」金候補の柔道・永山竜樹に“疑惑の判定”でまさかの敗北、ファン激怒!自身も「待てと言われたので...」と困惑【パリ五輪】
- 選手村は“スケートボード禁止”⁉ 「選手達はビレッジの外でスケボーをしている」と米報道…米国代表選手は「ビレッジ内は怒鳴られるよ」と激白【パリ五輪】