矢部浩之、父のボード越しの最期の言葉明かす「『すま…』と指したから最後、謝るんやと思って涙出たら…」
お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之と岡村隆史が24日放送の日本テレビ系特番「Xマス特大さんま御殿 聖夜に人気者が大集合 お笑い怪獣50周年祭」(午後7時)に出演した。 この日、「昔、よく父親のダメ人間ぶりネタにしてたんですけど」と話し出した矢部。 「どうしようもない父親で。酒、ギャンブル、大借金をして。物欲も強くて。そんな父親が去年末に亡くなったんですよ」と明かすと「最後、声を出す力もなくなって。老衰ですよね。で、あいうえお50音のひらがなのボードを作ったんです」と続けた。 「頭と耳はしっかりしてるんで、こっちがしゃべったことを(受けて)ボードを指すと。それで会話してたんですけど、亡くなる1週間前に僕だけ呼んだんです」と話すと「ボードを指して『すま…』って。これ、最後に謝るんやと思って、そこで涙が出てきたんですよ。泣いてしまう、俺ってと思ったら、続きがあって。『すまほがほしい(スマホが欲しい)』って。そんなことある? 今、欲しがる?って」と続けていた。
報知新聞社