桂ざこばさん死去、76歳、喘息で、「あまりにも突然の事…我々スタッフにもお気遣いくださる、とても素敵な師匠でした」事務所が発表
落語家でタレントの桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日、死去した。76歳。大阪市出身。所属する「米朝事務所」が発表した。同事務所によると、ざこばさんはこの日午前3時14分、喘息のため自宅で死去。通夜・葬儀は故人と家族の意向により家族葬で行い、後日お別れの会を実施する予定という。 ざこばさんは上方落語を再興して人間国宝となった桂米朝さん(2015年死去)に入門し、1988年に二代目桂ざこばを襲名。人情味あふれる語り口で人気を博し、テレビ番組でも活躍した。 同事務所は「あまりにも突然の事で、ご家族も今は悲しみにくれるばかりです」と説明。自宅の住所や葬儀会場、喪主などは非公表とし、通夜・葬儀への参列やメディアの取材は辞退するという。「ご家族の心中をお察しいただき、静かに見守ってくださいますように伏してお願い申し上げます」と理解を求めるとともに、「我々スタッフにもお気遣いくださる、とても素敵な師匠でした」とつづった。
中日スポーツ