山田杏奈「『ゴールデンカムイ』愛にあふれたチームでした」大ヒット映画の続編がスタート!「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」【インタビュー】
山田杏奈「『ゴールデンカムイ』愛にあふれたチームでした」大ヒット映画の続編がスタート!「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」【インタビュー】 1/2
野田サトル氏の大人気コミックを原作にした大ヒット映画『ゴールデンカムイ』。明治末期の北海道を舞台に、日露戦争の激戦を生き抜いた“不死身の杉元”こと元兵士の杉元佐一(山﨑賢人)と魅力的なキャラクターたちの出会いを描いたこの作品に続き、アイヌの埋蔵金を探す冒険が本格的に幕を開ける。それが、10月6日(日)からWOWOWで独占放送・配信スタートした「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」(全9話)だ。 映画に続き、杉元や脱獄囚・白石由竹(矢本悠馬)と共に埋蔵金を探すアイヌの少女・アシㇼパを演じるのは山田杏奈。映画でも好評を博したアシㇼパ役への思いとドラマ版の見どころなどを語ってくれた。 -映画でも山田さんのアシㇼパははまり役でしたが、お客さんの反響をどのように受け止めましたか。 SNSなどで「アシㇼパが山田杏奈で良かった」と書いてくださる方も多く、ものすごく安心しました。やっぱり、原作のある作品は、ファンの方がどんなふうに感じるのか、気になりますから。 -サバイバルスキルの高いアシㇼパを演じる上で、どんな準備をしましたか。 私にはアシㇼパのようなスキルはないので、動物を解体する動画やジビエを食べる動画をものすごくたくさん見て勉強しました。元々、私は埼玉の自然豊かな土地で育ち、子どもの頃は野原を駆けまわっていたので、そういうものにあまり抵抗がないんです。ただ、それが日常のこととなるとまた違ってくるので、撮影中も空き時間にはできるだけ土や草、雪に触れ、体になじませるようにしていました。自分の中で「汚れた」という感覚にならないようにしたくて。 -本作の舞台は雪に覆われた北海道ですが、雪の中での撮影はご苦労も多かったのでは? 大変でした。アクションはもちろんですが、普通に歩くだけでも、足が埋まったり、滑ったりするので。しかも、雪原は一度入ると足跡が残るので、本番だけ雪に入るようにしたり、逆に足跡が残っていたらみんなで一斉に消したり、普段の撮影より気を遣うことが多くて。ただ、私自身は昔から夏の暑さより、冬の寒さの方が得意なんです。アシㇼパの衣装が暖かかったことにも助けられました。 -その点、撮影ではキャストやスタッフのチームワークが普段よりも重要になってきそうですね。 そうですね。ただ、映画版とドラマ版を同時に撮影していたため、期間が長かったこともあり、みんな仲が良く、一丸となって取り組んでいました。しかも、現場のいろんなところにイラストが貼ってあるなど、スタッフの皆さんを含め、「ゴールデンカムイ」愛にあふれたすごくいいチームで。漫画の表現をどうやって実写で再現するか、監督と相談しながら、みんなで一生懸命、丁寧に作っていました。