離乳食の事故受け再発防止策 愛媛・新居浜、男児重体の保育園
愛媛県新居浜市の新居浜上部のぞみ保育園で昨年5月、生のリンゴを食べた生後8カ月の男児が意識不明の重体となった事故で、保育園が5日、リンゴは加熱処理するといった離乳食の内容や調理方法のマニュアルを策定し、随時見直すなどの再発防止策を公表した。 記者会見した細川真由美園長(59)は「お子さまに重大な事態が発生した。保護者や関係者にご心痛、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」と改めて謝罪した。 ほかの再発防止策は、保育士が家庭での離乳食提供時の状況を十分にヒアリングして発達に応じた食事を提供することや、全職員に心肺蘇生や異物除去の訓練をして資質を向上させることなど。