自民幹事長代行「派閥で点検を」 政治資金の過少記載問題
自民党の梶山弘志幹事長代行は21日の記者会見で、5派閥の政治団体が政治資金収支報告書に計約4千万円分を過少記載したとして告発された問題について「政治団体がそれぞれの責任で原因を点検し、必要な対応を行うべきだ」と述べた。森山裕総務会長は会見で「国民の誤解を招かないよう適切に対処することが大事だ」と強調した。 報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み20%台に落ち込む状況に、森山氏は「非常に危機感を持っている」として、党を挙げ岸田文雄首相を支えて信頼回復に務めるべきだと訴えた。梶山氏は政府の経済対策が国民に十分伝わっていないと要因を分析し、丁寧な説明を政府に求めた。