「河北せり」収穫最盛期に 「今だとセリ鍋 お正月はお雑煮に」宮城有数のセリ産地 例年並みの収穫見込み
仙台放送
宮城県内有数のセリの産地、石巻市河北地区で旬を迎えた「河北せり」の収穫が最盛期となっています。 石巻市河北地区では生産者が腰まで水に浸かりながら、長さ50センチほどに成長したセリを次々と収穫していきました。 この地区では江戸時代からセリの栽培が盛んに行われ「河北せり」としてブランド化されています。 現在は20軒ほどが栽培し、今年は猛暑の影響で植え付け時期を遅らせましたが、冬場の天候に恵まれ生育は順調だということです。 セリ生産者 高橋正夫さん 「今だとセリ鍋、それから天ぷら。これからお正月に向けて今度はお雑煮ですからね。セリもいろんな料理の楽しみ方があると思います」 JAいしのまきによると「河北せり」の今年の生産量は例年並みの約36トンを見込んでいるということです。
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