女優、伊藤沙莉（３０）がヒロインを演じる現在放送中のＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」が好調だ。そうした中、同じく好感度の高いあのタレントとのＣＭ共演が期待されているという。 「虎に翼」は、女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込むヒロインの寅子の物語を描いた作品。 「伊藤さんは９歳で子役としてドラマデビューし、女優として数多くのドラマや映画に出演。優れた演技力は業界内外から評価されています。脚本もドラマ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を史上最年少で受賞し、ドラマのみならず、映画やアニメ作品も手掛ける気鋭の吉田恵里香さんということで前評判は高かったのですが、期待どおりの好調ぶりです」（芸能ライター） 最近では、伊藤が撮影現場を盛り上げるべく、３００万円以上を出費して共演者やスタッフなど総勢１５０人以上に、旧知のイラストレーターとコラボして作ったＴシャツなどのドラマのオリジナルグッズを配ったと「女性自身」５月２１日号が報じて話題となった。 「伊藤さんは今作に限らず現場ウケはとても良いですよ。演技力の高さはもちろん、いつもニコニコしていて、共演者やスタッフへの気遣いもピカイチですし。好感度の高さからＣＭでも重宝されていますが、裏でもタレントイメージそのままといった感じです」（番組制作会社スタッフ） そんな伊藤は、人気お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介（３４）の実妹であることは広く知られている。 兄のほうといえば、バラエティー番組などでは小気味のいいツッコミで番組を盛り上げて、私生活では「蛙亭」のイワクラとの交際も伝えられている。 一見コワモテにも見える風貌だが、じつは業界内の好感度は妹にも劣らないほど高いという。バラエティー番組を手掛ける放送作家は明かす。 「兄の伊藤さんは古き良き昭和の芸人を彷彿とさせるところがあって、大の酒好きでとにかく後輩の面倒見がいいんです。連日のように後輩芸人たちを誘ってはお気に入りスポットの新宿歌舞伎町界隈などで朝方まで飲み明かしています。しかも大半は自腹のおごりで、誘う後輩も売れている、売れていないなんかは気にしない。飲み方も後輩に説教などはせず、和気あいあいとした雰囲気だそうです」（放送作家） こうした背景もあり、オズワルド伊藤のことを慕う芸人の後輩は多く、先輩たちからも一目置かれているという。そんな中、業界内屈指の好感度兄妹のＣＭ共演も期待されているいう。

「２人は仲の良さを公言していますし、過去にバラエティーやユーチューブ番組などで共演も果たしています。ただＣＭ共演はまだですからね。沙莉さんはもちろん、兄の伊藤さんも活躍が目立ちますし、最近では後輩芸人たちが私生活のエピソードをイベントやユーチューブ配信などでちょくちょく話しているようで、その業界内好感度の高さがお笑いファンを中心に世間にも浸透しつつありますし。兄妹共演を望む声は広告業界でも多いと思いますよ。実現するとしたら、沙莉さんの朝ドラ放送終了後にはなるでしょうけどね」（前出の放送作家）