「金メダルを見せに早く高知へ帰りたいです」レスリング・桜井つぐみ選手 92年ぶり県勢金メダル
パリ五輪レスリング女子57キロ級の桜井つぐみ選手(22)(野市中→高知南高)が高知県勢では1932年以来92年ぶりとなる金メダルを獲得した。 表彰式後のインタビューで桜井選手は涙ぐみながら「本当に五輪で優勝したんだな、夢だと思っていたのでなんか本当なんだなという感じです。家族や皆の支えがなければここまでこれなかったので本当にありがとうって思います。この階級は日本選手が強くて国内予選から厳しくてきつい試合ばかりだった。それを乗り越えて、アジア選手権でも負けてやっぱり五輪で勝つにはもっともっといろんな面で強くならなきゃいけないと思ってあのとき気付いて勝つことができて本当によかった。」 「高知県全体ですごく応援していただいてそれがすごく力になっていたので、この金メダルを見せに早く高知に帰りたいです。」と最後は笑顔で故郷への思いを述べた。 桜井選手は高知県出身。高知県勢の金メダルは1932年のロサンゼルス五輪で北村久寿雄さん(高知市出身・水泳1500M自由)、 横山隆志さん(高知市出身・水泳800Mリレーなど)以来92年ぶりとなった。 桜井選手と幼少時から桜井選手と切磋琢磨してきた男子レスリングフリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(23・高知市出身)も10日初戦を迎え、幼なじみ金メダルの期待がかかる。
高知さんさんテレビ