憧れのハネムーンで行きたい! 世界で最もインテリアが美しいレストラン【Part2】
世界の裏側からでも行きたくなるほど、心を揺さぶるレストランを紹介する本シリーズ。美しいインテリアにフォーカスしつつも、中には世界で最もおいしいレストランに選ばれるお店も。本質とスタイルを兼ね備えた店として、料理愛好家たちの称賛を浴びています。
アル・ペスカトーレ:イタリア、サルデーニャ島
'60年代にフランス人建築家のジャック・クールによって建てられたレストランを、周囲の環境をよりとりこむよう改造したレストラン。その美しさは、ミシュラン2つ星シェフのアントニオ・メッリーノと共同で開発されたメニューと同じくらい評判が高いのだとか。
スケッチ:イギリス、ロンドン
イギリスのおとぎ話の伝統にモダンな味つけをした、風変わりでアイコニックなティーハウス。イラン系でパリを拠点に活動する人気デザイナー、インディア・マダヴィによる素敵で楽しいスペースは、彼女の作品と同じくらい芸術的で遊び心いっぱい。
ホワイトラビット:ロシア、モスクワ
ロシア最高峰とも言われるホワイトラビットは、天才シェフとして名高い 、ウラディミール・ムーヒンのレストラン。16階から見える市街の景色やウルトラシックなインテリアは、洗練されていながら実験的で遊び心のある空間になっています。
カーサ・リーバ:アメリカ、ニューヨーク
パークアベニューに立つ高層ビル、リーバハウスの中にあるダイニング。この建物はアメリカを代表する建築家ゴードン・バンシャフトの傑作で、レストランは建築家のウィリアム・T・ジョージスと、現代美術家のダミアン・ハーストの作品によって、21世紀風の味つけを加えられました。選び抜かれたアーティスティックなお皿で供される料理は、伝統的なイタリア料理とのこと。
ル・トラン・ブルー:フランス、パリ
1900年の第5回パリ万国博覧会のために作られたレストランで、2014年に修復され、元々の輝きをとり戻しました。パリ12区のリヨン駅構内にあるこのレストランを訪れた人々は、過ぎ去った時代に迷い込んだような錯覚を覚えつつ、シェフのミシェル・ロスタンによって現代風のひねりが加えられたクラシックなレシピを堪能できます。
ル・コロニアル:アメリカ、ジョージア
ニューヨークに本店を持つフレンチベトナム料理レストランで、2019年にアトランタ店をオープンして以来、地元のグルメやデザイン好きに愛されている店。1920年代のサイゴンの華やかさと洗練を再現したデザインが特徴。シカゴを拠点とする建築家のマーク・クナウアーが、内と外の境界をとりはらった、風通しの良い、フランス植民地時代の雰囲気を作り出しました。
Translation: mayuko akimoto From Veranda