「虎ノ門ヒルズ」が6月11日にオープン
東京・虎ノ門地区に建設中の超高層複合タワー「虎ノ門ヒルズ」が6月11日にオープンすることが、森ビルより発表された。「虎ノ門ヒルズ」は、官民連携による都市再生のモデル事業で、地下には、「幻のマッカーサー道路」と呼ばれた環状第二号線(新橋・虎ノ門間)が通る。環状第二号線は、虎ノ門ヒルズに先駆け、3月末に開通する。 地上52階建て、高さ247mの「虎ノ門ヒルズ」。都内では、東京ミッドタウンに次ぐ超高層複合タワーとなる。オフィス、住居、ショッピング施設のほか、ハイアット系列で、日本初進出の高級ホテル「アンダーズ 東京」などが入居する。立地も東京都が推進する「アジアヘッドクォーター特区」(外国企業誘致)に位置しており、国際水準のカンファレンス施設なども備えている 地下を通る環状第二号線の地上部分の「新虎(しんとら)通り」には、幅40メートルの道路が整備され、片側最大13メートルという、ゆとりある歩道部が確保される。フランス・パリ、シャンゼリゼ通りのような、シンボルストリートにしたいという意向もある。 日本の高度経済成長を支えた虎ノ門地区が、「虎ノ門ヒルズ」の完成で、新たな時代に突入する。