黒部川の出し平ダムと宇奈月ダム 今年度の排砂方針は19万立方メートル 中止基準の見直しで排砂時間が伸びる見通し 富山・黒部市
黒部川の出し平ダムと宇奈月ダムの今年の連携排砂は、出し平ダムの目標排出量を去年より少ない19万立法方メートルとする方針で決まりました。 【写真を見る】黒部川の出し平ダムと宇奈月ダム 今年度の排砂方針は19万立方メートル 中止基準の見直しで排砂時間が伸びる見通し 富山・黒部市 22日は黒部川流域の自治体や国土交通省、関西電力でつくる協議会が開かれ、出し平ダムからの目標排砂量を19万立方メートルとすることを了承しました。これは、去年の実績より13万立方メートル少ない数字です。 また、黒部川の流量が急激に低減した際、排砂を中止する基準が見直され、今年度は130立方メートルから110立方メートルに引き下げて試行されることとなりました。 これにより排砂の時間が3時間ほど長くなると見込まれ、流域の漁業や農業の関係団体は断水時間が長期化することのないよう求めています。
チューリップテレビ